ゴルフのしくみMENU

GLOSSARY / クラブ設計

ゼロトルク

Zero Torque

シャフト軸まわりにフェースを開閉させるトルク(ねじれ)を構造的に抑え、ストローク中フェースをスクエアに保ちやすくしたパターの設計概念。

ゼロトルク(Zero Torque)は、インパクト前後にシャフト軸まわりへ生じる『フェースを開閉させるねじれ(トルク)』を構造的に抑え、ストローク中フェースをスクエアに保ちやすくしたパターの設計概念。シャフトをヘッド重心付近へ近づけて挿し込むなどして手元の余計な操作を減らし、方向性の再現性を高める狙いがある。

テーラーメイドはSpider ZTシリーズでこの概念を採用し、2026年のSpider ZT MAXではシャフトを重心付近のトウ側へ直接挿入し、シャフトの傾きとオンセットを組み合わせて自然なトウアップポジションへ導く設計としている。深重心化で寛容性を高めつつ、専用のオフセットグリップでゼロトルク特有の構え感の違和感を抑える点を訴求している。

近年はゼロトルク/トウアップバランスを掲げるパターが各社から登場しており、従来のフェースバランスやトーハングとは別系統のバランス特性として理解すると選びやすい。具体的な重心位置・オンセット量・シャフト挿入位置はモデル固有値のため、各製品の公式仕様を確認すること。

RELATED TERMS ─ 関連用語