GLOSSARY / クラブ設計
プログレッシブCG設計
Progressive CG Designボーケイ・デザインSM11ウェッジ(2026年2月20日発売)が、ロフト帯に応じて3段階に重心(CG)位置を変える設計手法。
プログレッシブCG設計は、タイトリストのボーケイ・デザインSM11ウェッジ(2026年2月20日発売・公式オンラインショップでは1月20日先行発売)が採用する重心(CG)配置の設計手法。公式発表資料は「SM11では、同じロフトであれば全てのグラインドの重心(CG)位置を統一しています。さらにロフトに応じて3段階のプログレッシブCG設計を採用することで、弾道飛距離コントロールをより精密に調整することができます」と説明している。
公式はロフト帯ごとの重心配置の方向性を具体的に示しており、「ロフト44°~52°(ローロフト):重心を低く、フェースセンター寄りに配置し、過度なドローバイアスを抑制」「ロフト54°~56°(サンドウェッジ):ローロフトとハイロフトの中間設計」「ロフト58°~60°(ハイロフト):重心を高く、ヒール寄りに配置し、より低い弾道とスクエアなフェースを実現」という3段階の方向性を公式が明記している。一方、各帯における重心の絶対座標・数値(mm単位等)は公表されておらず undisclosed。同一ロフト内でグラインド間のCG位置を統一した点は、公式が述べる従来モデルとの違いとして位置づけられている。
RELATED TERMS ─ 関連用語
重心(CG)
ヘッドの質量が集中している点のこと。位置によって打ち出し角・スピン量・MOIなどの傾向に影響する設計パラメーター。
重心角
シャフト軸を水平にしてフリーな状態に置いたとき、重心を通る垂線とシャフト軸線・フェース面がなす角度。大きいほど球がつかまりやすく、重心深さが深いほど大きくなる。
ソールグラインド
ウェッジや一部のアイアンのソール(底面)を削り加工することで、バウンスの有効面積・リーディングエッジの地面との関係を調整する設計行為。コース状況や打ち方に合わせたカスタマイズ手法のひとつ。
バウンス角
ソールのリーディングエッジとトレーリングエッジの角度差のこと。芝種・砂質・コース環境・打ち方によって評価が大きく変わる設計要素のひとつ。
スピン量
ボールの回転速度(単位:RPM=毎分回転数)。主にバックスピン量として扱われる。ドライバー・アイアン・ウェッジで求められるスピン量は大きく異なり、単純に多い・少ないで良し悪しは決まらない。