GLOSSARY / クラブ設計
ハーモニックインパクトテクノロジー
Harmonic Impact Technology打感・打球音に影響する音の高さ・大きさ・音色を数十ヘルツ単位でチューニングするミズノ独自の設計手法。Mizuno Pro S-1(公式の発売シーズン表記は2026年春夏)に採用。
ハーモニックインパクトテクノロジーは、ミズノがアイアンの打感・打球音を設計する際に用いる独自の手法。同社公式のMizuno Pro S-1製品ページは、打感の良さに影響する音の高さや大きさ、音色を数十ヘルツ単位でチューニングするミズノ独自の設計手法だと説明している。
公式がチューニングの対象に挙げているのは、音の高さ・大きさ・音色の3つである。同じ製品ページでは、グレインフローフォージド製法、軟鉄素材S25CM(1025E)、銅下メッキなど、打感にかかわる複数の技術が並べて紹介されている。これらとハーモニックインパクトテクノロジーの工程上の前後関係は、公式には説明されていない。
具体的なチューニング対象の周波数帯域・測定手法・使用機材は公式に開示されておらず undisclosed とする。『数十ヘルツ単位』という表現もミズノ自身の相対的な精度表現であり、絶対的な数値基準や測定条件を示すものではない。
RELATED TERMS ─ 関連用語
グレインフローフォージド
1本の軟鉄丸棒をフェースからネックまで一体成型するミズノ独自の鍛造製法。鍛流線を途切れさせない点が特徴。
鍛造
金属の塊を型に入れてプレスや打撃で成形する製法。内部組織が緻密になり、軟鉄アイアンの「やわらかい打感」の根拠になる。
減衰
振動エネルギーが時間とともに失われ、振動が収まる特性。シャフト素材・構造・グリップ素材が影響する。
チャネルバックデザイン
ミズノがMizuno Pro S-1アイアン(マッスルバック)に採用した背面形状の設計。日本公式はトップエッジ部分の振動を抑え心地良い打感を追求するとし、米国公式はフェース背後の質量を再配置して垂直方向の重心を安定させるとも説明している。