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規格・規制の仕組み

R&A・USGA・JGAが定めるゴルフクラブとボールの規格・規制を、用語レベルから整理します。 「なぜその数値なのか」「なぜ適合・非適合が分かれるのか」を、 ルール文書の根拠から読み解きます。

TERMS / 8

ボールサイズ規格

Golf Ball Size Rule

ゴルフボールの直径に関するR&A/USGAの規格。現行規格ではボールの直径は1.680インチ(42.67mm)以上でなければならない。直径の上限値は規定されていないが、最小値を超えていればよいわけではなく、ボール全体として他の規格(対称性・性能・重量等)をすべて満たす必要がある。

ボール重量規格

Golf Ball Weight Rule

ゴルフボールの重量に関するR&A/USGAの規格。現行規格ではボールの重量は1.620オンス(45.93g)以下でなければならない。重量の下限値(最小重量)は規定されていないが、重量以外の規格(サイズ・対称性・性能等)もすべて満たす必要がある。

適合クラブ

Conforming Club

R&AとUSGAが定めるEquipment Rules(用具規則)の基準を満たしたゴルフクラブのこと。適合クラブであることは、すべての競技で常に使用できることを自動的に意味するわけではなく、競技によってローカルルールが追加される場合がある。非適合クラブは競技使用時にペナルティの対象となる場合があるが、練習やカジュアルなラウンドではペナルティは発生しない。

用具規則

Equipment Rules

R&AとUSGAが共同で発行する、ゴルフ用具の適合要件を定めた規則文書の通称。クラブ・ボールの形状・寸法・性能に関する技術的な基準が定められており、JGAはこれに準拠する立場をとる。

非適合クラブ

Non-Conforming Club

ゴルフの用具規則(Equipment Rules)が定める適合要件を満たさないクラブの総称。競技での使用規定が設けられているが、製品の品質や設計の意図とは別の概念として整理される。規則改定によって適合状態が変わるケースもある。

ヘッド体積制限

Clubhead Size Limit

ゴルフの用具規則が定めるクラブヘッドの体積に関する規制。ドライバーヘッドには体積の上限(460cc / 28.06立方インチ)が設けられている。この数値は規制の上限値であり、性能の推奨値や目標値を示すものではない。

グリップ規則

Grip Rule

ゴルフの用具規則(Equipment Rules)が定める、グリップの形状・寸法・構造に関する規則。最低長・断面寸法の上限・断面形状の条件などが規定されている。グリップに関する用具の規格を定めた規則であり、クラブを体に当てて打つかどうかに関するアンカリング規制とは別の条項として区別される。

アンカリング規制

Anchoring Rule

R&AとUSGAがゴルフのルール(Rules of Golf)10.1bで定めるストローク方法に関する規制。クラブやグリップを体に固定・直接当てた状態でストロークを行うことを制限するもので、用具の形状・寸法を定める用具規則(Equipment Rules)とは別の条項として区別される。長尺・中尺パター自体はこの規制の有無にかかわらず適合用具として扱われる。