TITLEIST / ウェッジ / 2026
Vokey SM11
2026同一ロフト内で重心位置を統一し、ロフト帯ごとに重心を変えるプログレッシブCG設計のウェッジ。
SM11は、ボーケイ・デザインのウェッジを2026年に更新したモデル。公式が挙げる要点のひとつが重心設計で、従来はグラインドが違うとソール形状の差から同じロフトでも重心位置がわずかにずれていたのに対し、SM11では同一ロフト内のすべてのグラインドで重心位置を揃えたとしている。そのうえでロフト帯ごとに3段階の重心設計を採り、低ロフトは低くフェースセンター寄り、サンドウェッジ帯は中間、高ロフトは高くヒール寄りに配置している。
スピン側では、ロフトに応じて3種類の溝形状を使い分け、溝体積を広げたうえでディレクショナル・フェース・テクスチャーを新たに導入したと説明されている。グラインドはツアーで実績のある6種類を軸に幅広く展開され、バウンスやソール形状の選択によって、自分のスイングとコース状況に合う接地の仕方を選ぶ設計思想が貫かれている。
TECHNOLOGIES ─ このモデルの技術キーワード
番手別溝設計
アイアンで番手ごとに溝(グルーヴ)の幅・深さ・本数を変え、各番手に最適なスピンを与える設計思想。ロングは飛距離、ショートはスピン安定を狙う。
ソールグラインド
ウェッジや一部のアイアンのソール(底面)を削り加工することで、バウンスの有効面積・リーディングエッジの地面との関係を調整する設計行為。コース状況や打ち方に合わせたカスタマイズ手法のひとつ。
バックスピン
ボールの後ろ向きの回転。揚力(マグヌス効果)を生みボールを浮かせる。計測上はスピンレート(スピン量)が主にこれを示す。多すぎると吹け上がり飛距離をロスする。
スピン量
ボールの回転速度(単位:RPM=毎分回転数)。主にバックスピン量として扱われる。ドライバー・アイアン・ウェッジで求められるスピン量は大きく異なり、単純に多い・少ないで良し悪しは決まらない。
ロフト角
フェース面とシャフト垂直線のなす角度のこと。番手ごとの値はメーカー・モデルによって異なり、業界共通基準は存在しない。
重心距離
シャフト軸線からヘッド重心までの距離のこと。重心の位置関係を示す指標のひとつで、クラブ設計における数値のひとつとして参照される。
SOURCE
https://page.titleist.co.jp/mediacenter/news-release/golfclubs/260120.html