GLOSSARY / クラブ設計
ウルティジップ
ULTIZIPクリーブランドゴルフのウエッジ溝設計。深く狭い高精度グルーブを高密度に配置し、悪条件下でも強いスピンを狙う。RTZ(2025)はFULL-FACEで最大21本。
ULTIZIP(ウルティジップ)は、クリーブランドゴルフがウエッジに採用する溝(グルーブ)設計の名称。公式は「深く狭い高精度設計グルーブ(溝)が強烈なスピンを生み出し、特にラフやウェット時など悪条件下でも優れたスピンコントロール性能を発揮」と説明している。
RTZ ウエッジ(2025)の公式ページでは「高スピンを生む最大21本※の深く狭い溝(※FULL-FACE)」と本数が明示されている。溝を浅く広くとるのではなく、深く・狭く・本数を増やす方向で設計している点が、この技術名の中身にあたる。フェース加工側のHydraZipと組み合わせて機能する位置づけで、公式でも「Z-ALLOY+HydraZip+ULTIZIP」という3点セットの表記が使われる。
注意点として、本数の21本はRTZのFULL-FACE仕様というモデル固有・仕様固有の値であり、他モデルや他グラインドに一般化できない。またRTZ/CBZはいずれも公式表記で「新溝ルール適合モデル」であり、溝の寸法自体は競技規則の上限内に収まっている。
RELATED TERMS ─ 関連用語
マイクロマックス・グルーヴ
番手ごとに最適化したフェース溝設計で、あらゆる状況で最適なスピン量と飛距離コントロールを狙うPINGの溝技術。
バックスピン
ボールの後ろ向きの回転。揚力(マグヌス効果)を生みボールを浮かせる。計測上はスピンレート(スピン量)が主にこれを示す。多すぎると吹け上がり飛距離をロスする。
スピン量
ボールの回転速度(単位:RPM=毎分回転数)。主にバックスピン量として扱われる。ドライバー・アイアン・ウェッジで求められるスピン量は大きく異なり、単純に多い・少ないで良し悪しは決まらない。
ソールグラインド
ウェッジや一部のアイアンのソール(底面)を削り加工することで、バウンスの有効面積・リーディングエッジの地面との関係を調整する設計行為。コース状況や打ち方に合わせたカスタマイズ手法のひとつ。