GLOSSARY / 規格・規制
高反発規制(SLEルール)
Spring-Like Effect Ruleフェースの反発(トランポリン効果)を制限するUSGA/R&Aの規則。反発係数COR上限0.830、現在はCT(特性時間)239µs+公差18µs(=257µs)で測定する。
SLE(Spring-Like Effect)ルールは、ドライバー等のフェースが球を弾き返す『反発(トランポリン効果)』を制限するUSGA/R&Aの用具規則。フェースがたわんで戻る際の余分な反発を規制し、過度な飛距離増を抑える目的がある。
反発係数(COR)の上限は0.830で、ヘッドからボールへのエネルギー伝達が83%を超えてはならない。2004年以降は携帯式の振り子で鋼球をフェースに当て接触時間を測るCT(特性時間)テストに移行し、上限はCT239µs+公差18µs(実質257µs)とされる。
上限を超えるクラブは高反発(非適合)となり公式競技では使用できない。一方で非適合の高反発ドライバーはレジャー用として市販されており、適合/非適合の区別は購入時の重要な確認点になる。
RELATED TERMS ─ 関連用語
COR(反発係数)
ボールが衝突して跳ね返る勢いを、衝突前の勢いで割った数値。1に近いほど反発が大きい。
CT値(特性時間)
ゴルフクラブのフェースとボールの接触時間を測定し、反発性能の適合判定に用いられる概念。R&AとUSGAの用具規則(Equipment Rules)はCT値の適合基準を定めており、基本上限値239マイクロ秒に測定許容差18マイクロ秒が設けられている。この数値は性能の推奨値や目標値ではなく、適合判定上の上限である。
用具規則
R&AとUSGAが共同で発行する、ゴルフ用具の適合要件を定めた規則文書の通称。クラブ・ボールの形状・寸法・性能に関する技術的な基準が定められており、JGAはこれに準拠する立場をとる。
適合クラブ
R&AとUSGAが定めるEquipment Rules(用具規則)の基準を満たしたゴルフクラブのこと。適合クラブであることは、すべての競技で常に使用できることを自動的に意味するわけではなく、競技によってローカルルールが追加される場合がある。非適合クラブは競技使用時にペナルティの対象となる場合があるが、練習やカジュアルなラウンドではペナルティは発生しない。