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GLOSSARY / クラブ構造

カーボンクラウン

Carbon Crown

ヘッド天面(クラウン)をチタンより軽いカーボン複合材に置き換え、浮いた重量を別の場所へ再配置する構造。

カーボンクラウンは、ドライバーやフェアウェイウッドのクラウン(ヘッド天面)を、チタンより軽いカーボン繊維強化プラスチック(CFRP)に置き換える構造である。天面は打球に直接関与しないため強度要件が相対的に緩く、軽量化の効果が最も出やすい部位にあたる。浮いた重量(余剰重量)をヘッド後方や下部へ移すことで、重心を低く・深くできる。

PINGはG LE 4(2026年モデル)で『G LEシリーズ初のカーボンクラウンを採用し、前作比約34%の軽量化に成功。余剰重量をヘッド後方ウェイトへ配分することで、レディースモデルにも「飛び重心」を実現』と説明している。約34%という数値はこのモデル固有の値であり、他モデル・他社に一般化できない。テーラーメイドもQi4Dドライバー(2026年モデル)のヘッド素材に『インフィニティカーボンクラウン』を記載しており、チタンフレームボディ+カーボンクラウン+カーボンソールという複合構成をとる。

各社は同じ発想に固有の名前を与えている。PINGの『カーボンフライ・ラップ』、テーラーメイドの『インフィニティカーボンクラウン』はいずれもカーボンクラウンの実装であり、カタログ上の名称の違いが必ずしも技術の違いを意味するわけではない。比較する際は名称ではなく、どこをカーボン化して余剰重量をどこへ移したかを見るとよい。

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