PING / ドライバー・フェアウェイウッド・ハイブリッド・アイアン / 2017
G400
2017薄型フェースFORGED T9S+と複合素材ボディで、PING史上最高慣性モーメントを掲げたG400シリーズ。
G400はフェースに鍛造のFORGED T9S+を採用し、フェースを薄くしてたわみ量を増やした世代。ヘッド自体はG世代より小ぶりになった一方で、複合素材ボディとタングステンの背面ウェイトによって慣性モーメントを高めるという構成をとっている。
アイアンはマレージング鋼C300のフェースを使い、フェース単体の反発を高める方向に進んだ。ドライバー・フェアウェイウッド・ハイブリッド・アイアンまで同じ世代で揃うため、シリーズ全体の性格を比較しやすい。
TECHNOLOGIES ─ このモデルの技術キーワード
タービュレーター
クラウン前縁に並ぶ突起で、インパクト前後の空気の流れを整えて空気抵抗を抑えるPINGの空力技術。ヘッドスピード維持を狙う。
マレージング鋼
マルテンサイト時効鋼(MArtensitic + AGING = maraging)。低炭素・高ニッケル系の析出硬化型鋼で、ステンレス鋼とは別の鋼種。時効処理によりNi₃MoやNi₃Ti等の金属間化合物が析出して高強度化する。ゴルフでは薄肉フェース設計に活用されることがある。
タングステンウェイト
密度19.3 g/cm³のタングステン金属をウェイトとして使い、少ない体積で重心位置を精密にコントロールする設計手法。
鍛造
金属の塊を型に入れてプレスや打撃で成形する製法。内部組織が緻密になり、軟鉄アイアンの「やわらかい打感」の根拠になる。
MOI(慣性モーメント)
ヘッドが「ねじれにくさ」を表す物理量。大きいほどミスヒット時のヘッドブレが少ない。
低重心
ヘッドの重心位置がソール側(低い位置)に設計された状態のこと。
SOURCE
https://clubping.jp/product/product2017_g400_d.html