GLOSSARY / クラブ仕様
ストロングロフト
Strong Loft同番手の従来的なロフト角より立てた(数値が小さい)ロフト設定のこと。
ストロングロフトとは、あるアイアンの番手において、過去の一般的な設計よりもロフト角の数値を小さく(より「立てた」)設定することを指す。かつての一般的な設計に比べてロフト角が立てられており、同じ番手名でもロフト値がモデルによって大きく異なるアイアンが増えている。これがストロングロフト設計の典型的な傾向だ。
ロフト角が小さくなるほど打ち出し角が低くなり、同じスイングでより遠くに飛ぶ傾向がある。しかしこれは「ストロングロフトだから飛ぶ」という単純な因果ではない。弾道の高さ・スピン量・着弾後の止まり方など、コース上での実際の使いやすさは総合的に判断する必要がある。
重要な注意点として、業界共通の「7番アイアンの正しいロフト」という公式な基準は存在しない。「本来の7番は○○度であるべき」という表現は正確ではなく、各メーカーが設計方針に基づいてロフトを設定している。メーカーが採用する「飛距離設計」等の宣伝文句は、客観的な性能保証ではない。
また、同一モデルでもUS仕様と日本仕様でロフト設定が異なる場合がある。特定ブランドをストロングロフトの文脈で批判的に名指しすることは正確な情報提供にならない。クラブを選ぶ際は、番手の名称だけでなくカタログのロフト角を実際に確認することを推奨する。
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