GLOSSARY / 性能・物理
フェースローテーション
Face Rotationスイング中のフェースの開閉量。テーラーメイドは2026年、これを3分類してシャフト選びの基準に採用した。
フェースローテーションとは、スイング中にクラブフェースが開閉する度合いのことである。テーラーメイドはQi4Dドライバー(2026年モデル)の公式ページで、このフェースの開閉度合いからゴルファーのスイングを3つに分類し、シャフト選択の基準に用いる方式を公表した。同社は過去20年にわたり収集・分析した1,100万以上のショットデータから導いた考え方だと説明している。
分類は3つ。Low-Rotation(Hold)は『インパクト時のローテーションが少なめで、フェースの開閉が少なくボディーターンを使って飛ばす』タイプで全体の約20%、Mid-Rotation(Balanced)は『リストターンとボディーターンを組み合わせて飛ばす』タイプで約60%、High-Rotation(Active)は『ローテーションが多めで、リストターンを効かせて飛ばす』タイプで約20%とされる。三菱ケミカルとの共同開発によるREAXシャフトが、この3分類に対応してラインナップされている。
従来のシャフト選びはヘッドスピードやフレックス(硬さ)を軸にすることが多かった。フェースローテーションを軸に据えるということは、「どれだけ速く振るか」ではなく「どう振るか」でシャフトを決めるという考え方の変更であり、フィッティングの基準そのものが増えたことを意味する。
RELATED TERMS ─ 関連用語
フェース・トゥ・パス
フェースアングルとクラブパスの差。ボールの曲がりの量と向きを決める主因。右打ちでプラスはフェード/スライス、マイナスはドロー/フック方向。
シャフトフレックス
シャフトのしなりやすさの目安として使われる表記。L・A・R・SR・S・X・XXなどのアルファベットで示されることが多いが、業界横断の統一規格はなく、同じ表記でもメーカーによって実際の硬さが異なる場合がある。クラブ選びの参考指標のひとつだが、シャフト重量・トルク・長さなども合わせて確認することが基本。
ねじり剛性(トルク)
シャフトがねじれ方向の力に対してどれだけ変形しにくいかを示す特性。カタログ値のトルク(deg)はねじれやすさの程度を示す。
クラブパス
インパクトでヘッドが動いている左右方向。ターゲットラインを基準に測る。右打ちでプラス=右(インサイドアウト)。ボールの曲がりを決める要素。