GLOSSARY / シャフト
「しなる」(感覚語)
"Flex" (Sensory Term)スイング中にシャフトが曲がり、元に戻る挙動の感覚的表現。物理的には弾性変形とその復元を指すが、実際の使われ方は多義的。
「しなる」はゴルファーがシャフトの動きを表現する際に広く使われる感覚語だが、使われ方は多義的である。①曲げ剛性が低い(同じ力でより多く変形する)こと、②スイング中に実際にたわみが大きく感じられること、③しなり戻りが感じられること、の複数の意味で混用される。物理的には弾性変形(たわみ)とその復元(しなり戻り)を合わせた挙動に対応する表現と理解するのが自然。「しなる=強度が低い(壊れやすい)」は誤解であり、曲げ剛性と強度は別概念。
RELATED TERMS ─ 関連用語
弾性変形
力を加えると変形し、力を取り除くと元の形状に戻る変形のこと。シャフトの「しなり」はこの弾性変形に相当する。
しなり戻り(復元挙動)
変形したシャフトが元の形状へ戻る挙動のこと。復元が起きるタイミングや速さがインパクトの挙動に影響する。
曲げ剛性(EI)
シャフトが曲げ力に対してどれだけ変形しにくいかを示す指標。弾性係数(E)と断面二次モーメント(I)の積で表される。
シャフトフレックス
シャフトのしなりやすさの目安として使われる表記。L・A・R・SR・S・X・XXなどのアルファベットで示されることが多いが、業界横断の統一規格はなく、同じ表記でもメーカーによって実際の硬さが異なる場合がある。クラブ選びの参考指標のひとつだが、シャフト重量・トルク・長さなども合わせて確認することが基本。