ゴルフのしくみ

TECH SPEC / FREQUENCY

振動数(CPM)

Cycles Per Minute

シャフトの「硬さ」を客観的に測る唯一の物理指標。 グリップ側を固定して先端を弾き、1分間に何回振動するかを数える。R/S/Xというメーカー表記と違い、CPMは数値そのままで比較できる。

S FLEX ─ ドライバーSフレックスの典型値

245CPM

一般的な中央値。ただしメーカーごとに230〜260の幅があり、ある社のSは別社のRやXに相当することも。

CPM/Cycles Per Minute。1分間にシャフト先端が何回振動するか。シャフトの「硬さ」の客観指標。

↑ 大きい硬い。速いヘッドスピードに合う。

↓ 小さい柔らかい。ゆっくり振る人に合う。

FLEX TIER ─ フレックス別 典型CPM(ドライバー)

L レディース軽量・最も軟らかい
200
A シニア軟らかめ
215
R レギュラー一般男性向け中庸
230
S スティフヘッドスピード40m/s前後
245
X エキストラヘッドスピード45m/s超
260
TX ツアーXプロ・トップアマ向け
275

単位:CPM/グリップ5"クランプ・205g先端錘での代表値

HOW IT'S MEASURED ─ 測定方法

  1. 01シャフトのグリップ側を専用クランプで固定(通常はグリップエンドから5インチ位置)
  2. 02シャフト先端に標準錘(多くは205g)を取り付ける
  3. 03先端を弾いて自由振動させ、センサーで1分換算の振動回数を計測
  4. 04同じシャフトでもクランプ位置・錘重量で結果が変わる。比較時は条件を揃える

KEY FACTS ─ CPMを動かす要素

重量

軽 → 低CPM

同フレックスでも軽量化で柔らかく感じる

長さ

長 → 低CPM

長尺化は実質フレックス低下

ティップ

細 → 低CPM

アイアン用ティップは軟らかめ

トルク

高 → 低傾向

しなやかな設計は CPM も低い

WHY IT MATTERS ─ なぜCPMが大事なのか

01

フレックス表記より客観的

R/S/Xはメーカー独自表記で、業界標準が存在しない。CPMは物理量なので、ブランドを跨いでも数値そのままで比較できる。

02

ヘッドスピードとの相性

ヘッドスピード40m/s前後ならS(240〜250 CPM)が目安。早すぎず遅すぎないCPMで、最大初速とミート率が両立する。

03

同じ「S」でも別物

A社のSが245 CPM、B社のSが255 CPMということが普通に起きる。「いつもSだから」ではなく、CPMで合わせるのが正しい選び方。

UNIT GLOSSARY ─ このページで使った単位

数値が大きいほど・小さいほど何が変わるかを、中学校の理科レベルで噛み砕きます。

CPM

Cycles Per Minute。1分間にシャフト先端が何回振動するか。シャフトの「硬さ」の客観指標。

↑ 大きい硬い。速いヘッドスピードに合う。

↓ 小さい柔らかい。ゆっくり振る人に合う。

EXLフレックス 200/Rフレックス 230/Sフレックス 245/Xフレックス 260

MORE CONCEPTS ─ 他のシャフト概念