CATEGORY 02
シャフトの科学
振動数・トルク・キックポイント・バランス。 R/S/Xというメーカー独自表記の裏側にある物理指標を、客観的な数値から読み解きます。 「いつもSだから」の選び方を、ここで卒業する。
CONCEPTS / 3
01→
振動数(CPM)
Cycles Per Minuteシャフトの硬さを客観的に測る唯一の物理指標
クランプで固定したシャフト先端を弾き、1分間に何回振動するかを数えた値。R/S/Xというメーカー独自表記と違い、CPMは数値そのままで比較できる。Sフレックスの典型値は245だが、メーカーごとに230〜260と幅があり、別社の同じS表記が全く違う硬さということが普通に起きる。
フレックス選択ヘッドスピード適合シャフト交換時の指標
02→
トルク(ねじれ)
Torqueシャフトのねじれにくさが弾道を変える
1ftポンドの力を加えたときのねじれ角度。低いほど打点ブレが少なく、高いほどヘッドが返ってつかまる。スチールは設計上極端に低く(1.5°)、カーボンは積層で自由に調整可能。重量・フレックス・ティップ径で変わり、ヘッドスピードとの相性が重要。
打点安定性つかまり感ヘッドスピード適合
03→
キックポイント(調子)
Kick Point / Flex PointHIGH=高弾道ではない。しなりの位置と弾道の関係を正しく理解する
シャフトの中でどのあたりが最もしなりやすいかを示す目安。英語表記のHIGH / MID / LOWはキックポイントの位置を指し、弾道の高低ではない。一般的にHIGHは手元側(元調子)、LOWは先端側(先調子)と解釈されるが、実際の弾道はトルク・重量・ヘッド・スイングとの複合で決まる。
シャフト選択の入口メーカー表記の読み方スイング適性の目安