GLOSSARY / クラブ設計
デュアル・キャンバーソール
Dual Camber Soleソールの前後と左右の双方に湾曲を与え、傾斜やラフでの抜けを高めるPINGのソール設計。
デュアル・キャンバーソールは、PINGが2026年式G740アイアンで採用したソール形状。PING公式は「ソールの前後左右に適度な湾曲を持たせることで、傾斜やラフのような悪いライでも打ちやすい抜群の抜けの良さを実現」すると説明している。キャンバー(湾曲)を前後方向と左右方向の2方向に持たせる点が名称の由来にあたる。
左右の湾曲は対称ではない。公式は「アマチュアゴルファーにありがちな、インパクト時にトゥダウンしてダフることを防ぐため、トゥ側のキャンバーは強めに設計。一方、ヒール側は抑えめにすることで、スクエアに構えやすい状態に」と記載しており、ダフリ耐性(トゥ側)と構えやすさ(ヒール側)という異なる目的を左右で作り分けている。
曲率半径・キャンバー量といった数値、および番手ごとの変化は公式ページに記載がなく undisclosed。なおG740のソールは前作よりワイド化しているとも公式に記載されており、抜けの良さはソール幅の変更と併せて設計されている点に注意が必要。
RELATED TERMS ─ 関連用語
キャンバー
ソール底面の左右方向(トウ〜ヒール)のカーブ。ライ角ズレや不整地への対応に関係する。
ソール形状
クラブヘッド底面(ソール)の全体的な形・設計思想。幅・バウンス・キャンバー・エッジ形状の組み合わせで決まる。
ソール幅
クラブヘッドのソール(底面)における前後方向の幅のこと。設計によって広さが異なり、芝やコース条件との相性に影響するとされる。
ソールグラインド
ウェッジや一部のアイアンのソール(底面)を削り加工することで、バウンスの有効面積・リーディングエッジの地面との関係を調整する設計行為。コース状況や打ち方に合わせたカスタマイズ手法のひとつ。
リーディングエッジ
ソールの前縁(フェース側)のエッジ。ターフとの最初の接点になる部分。